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着物で一泊旅行!持ち物はどうする??
初めての着物一泊旅行。
一体何を持っていけばよいのやら。。。ですよね。
先日、呉服屋さん主催の一泊二日の旅行に参加した時の実体験から、持ち物をまとめてみました。
目次
今回の旅について
マイクロバスに乗って、会津若松市から2時間ほどの米沢市へ、雪灯篭祭りを見に行きました。
一日目は着物パーティに参加し、宿泊は米沢市内のホテルルートイン。
一泊二日の旅行で一日目、二日目ともに着物で過ごしました。
今回は10ヶ月の下の子連れでの参加でした。
着物で抱っこ紐はこんな感じ。
皆さんに面倒見ていただきました~。
細かい行程はこんな感じです。
一日目
10:50 着物で集合
11:00 各自持参した昼食を食べながらバスで移動
13:00 紅花染体験
15:00 野々花菜工房(織屋さん)見学
16:00 ホテルチェックイン
18:00 バスで着物パーティへ移動
19:00 着物パーティ
21:30 雪灯篭まつり散策
22:30 ホテルルートイン着
二日目
10:00 各自1階食堂で朝食を済ませ、着物で集合
10:30 染織展見学
12:30 昼食
14:00 お土産物色
15:30 バスに乗って米沢市を出発
17:30 会津若松市到着
持ち物
さあ、本題の持ち物です。
着付けに必要な小物一式
普段着付けに使うけれど、身にはつけないものです。
私の場合
- 腰ひも 2本
- 着物クリップ 1個
を持っていきました。
出掛ける朝、着物に着替えるときに、持ち物の風呂敷を広げておいて、
使った小物をその風呂敷に入れると、忘れることがなくて安心です。
翌日の着替え
ここが結構迷いますよね~。
せっかくの着物旅ですから、一日目と全く同じではつまらないので、少し変化をつけたいところです。
私は子連れだったのもあり、着物は同じでも良いかな、ということで、帯&その帯に合いそうな帯揚げ・帯締めを2本ずつ持っていきました。
(結果的には、帯は一日目の帯を裏返しにして二日目に使ったので、持って行った帯は使いませんでした)
私の他に10名参加されたのですが、着物も着替えた方も半分くらいいらっしゃいました。
着物を着替える場合は着物、帯を変える場合は帯、また、その着物&帯に合わせた帯揚げ・帯締めですね。
一泊旅行だと、着物一着持って行ってもスーツケースの大きさを変えるほどのこともないので、この辺は気分で決めてよいかなと思います。
もちろん、1日目が結婚式参列で、2日目は街歩き、と言ったケースだと、帯だけチェンジでカバーするのは難しくなるかも知れませんので、その場合は着物をお持ちになるのが良いかと思います。
どのような立場で参列されるかによりますが、お友達の結婚式であれば、色無地や付下げをお召しになれば、帯や小物を変えて二日目の街歩きにも対応出来そうですね。(訪問着でも街歩き出来なくはないですが、この場合帯でカジュアルダウンすることはせず、結婚式の帰りなのかな、と言った感じでいくことになりますよね。高価な着物だと思いますし、ガシガシ外を歩くのはオススメはできません。あくまで、おしとやかに!)
荷物を増やさず、簡単に雰囲気を変えられる裏技が、半衿すり替え作戦!!
何のことはない、長襦袢に半衿を二枚重ねてつけておいて、二日目には上の半衿を外すだけなのですが。
こちらが1日目の夜の様子
2日目の朝
半衿は顔の一番近くに来るパーツなので、ここを変えるとかなり印象が変わります。
半衿を一日目と二日目で変えるのは、かなりオススメです♪
私はふつうに縫いつけたものを外しましたが、参加者の多くは、上の半衿は安全ピンで留めておいて、二日目に外したとおっしゃっていました。多くの皆さんが着物旅には慣れてらっしゃって、さすがです。
というのも、縫いつけたものを外すにはハサミが欲しいところですが、私は持っていなかったので力技で・・・(;’∀’)でした。
なので、安全ピンをオススメいたします!!
安全ピンでの半衿のつけ方については、別途ご紹介いたしますね。
まとめますと、
- 着物(変える場合)
- 帯(変える場合)
- 帯揚げ
- 帯締め(・帯留め)
さらに
- 半衿を2枚重ね付けした長襦袢
をお召しになると、二日目の印象が簡単にガラっと変えられるので、オススメです。
安全ピンをお使いにならない場合
- 糸を切るためのハサミ
もお忘れなく!!(笑)
履物
意外と忘れがちなのが足元。
この日の出発地会津若松市の天候は雪。
行先は、さらに雪深い米沢市ということで、私はブーツを履いて行きました。
夜はパーティに参加ですので、室内で履きかえるための草履と、雪草履を持って行きました。
集合の時に私のようにブーツを履いていらっしゃった方も居ましたが、皆さん目的地に着いてバスを降りる時には雪下駄か雪草履に履き替えていました。
雪下駄でパーティに参加することはできませんから、雪下駄の方は、草履も持ってきていました。
天候やTPOにあわせて、必要に応じて
- 草履
- 下駄
- 雪草履・雪下駄
- ブーツ・長靴・靴
をお持ちになると良いかと思います。
ホテルで過ごすための洋服
私はまったく頭になかったのですが、ホテルで朝食を食べる時用の洋服を持ってきた、という方がほとんどでした。
二日目の朝は10時出発だったので、洋服で朝ごはんを食べてから、着物に着替える方が多かったです。
たしかに、私は、子連れで朝食をとることになるわけですから、洋服を持ってくるんだったなぁと少し後悔。
ただ、ホテルに用意してあった部屋着(上下別れたガウン風のもの)で食堂も利用可能ということだったので、夜寝るとき用に持ってきたタートルネックに、部屋着のズボンを履いて朝食をいただきました。
食堂へは7:00頃行きましたが、男性の中には、上下部屋着の方もいらっしゃいました。
最近は部屋着でホテル内利用可能のことも多いようですが、ちょっと着るのに勇気がいるようなものも多いですし、宿泊先にあわせて洋服をお持ちになるのが無難ですね。
もちろん、着物で食べても全く問題ありませんから、要らないと思えば洋服は不要です。
あると便利なもの
着物エプロン
着物での食事の時には、このような着物エプロンがあると便利です。
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衿と帯にサッと差し込んで固定できて、ハンカチや手ぬぐいのようにずれる心配がないのと、小さくたたんでバックに忍ばせておけるので邪魔にならず、重宝します。
衣装敷
部屋で着替えをする際、どうしても着物や帯が床に触れてしまいます。
靴を脱いで上がるお部屋の場合はそれほど汚れが気になることもないかと思いますが、ビジネスホテルのような外履きと内履きの境目があいまいなお部屋の場合、床の汚れが気になります。
そんな時、衣装敷(いしょうしき)を一枚持っておけば、どこへでも広げてその上で着替えが出来るので安心です。
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大きいですが、薄くて軽いので、スーツケースに入れてしまえば旅の邪魔にはなりません。
まとめ
着物で一泊旅行をするときの持ち物についてまとめてみました。
少しは参考になりましたでしょうか??
頭の中で旅の一部始終をシミュレーションして、必要なものが抜けていないか、チェックしてみてくださいね。
あなたの初めての着物旅行が楽しく有意義なものになりますように♪