- コーディネート
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着物コーディネートに迷ったら!!押さえるべきポイント2つ!
明日はどの着物を着ようかな?
着物はあれで、帯は、、、半衿は、、、??
あれもいいな
これはどうかな
と思いめぐらす時間は
至福の時ですよね。
ただ、時間がなかったり
忙しかったりすると
コーディネートにはあまり時間をかけず
なるべく効率的に
しかも失敗したくないと思うのが女心(?)。
そこで、今日は
着物のコーディネートでおさえておきたいポイントを
考えてみようと思います。
着物のコーディネートって?
着物のコーディネートと言うと、
主に以下のものを決めるようになります。
- 半衿(はんえり)
- 着物(きもの)
- 足袋(たび)
- 帯(おび)
- 帯揚げ(おびあげ)
- 帯締め・帯留め(おびじめ・おびどめ)
ここに、好みや天候に応じて
- 羽織・道行き(はおり・みちゆき)
- コート・ケープ
などをプラスして、玄関で
- 草履・下駄・ブーツ
を履いて完成です。
これらの組み合わせについて考えます。
コーディネートのポイントは??
私がおすすめするコーディネートの方法(ポイント)は、
- まず、アイテムを一つ固定する
- テーマを決める
というもの。
え?何を言っているの?
という感じかも知れませんね。
一つずつ解説していきます。
アイテムを固定する
着物をあれにしようか
帯をあれにしようか、、、と考えていると、
あれ、この半衿じゃダメだ
この着物じゃだめだ
と一度出したものをしまったり
しまったものをまた出したりと
まさに迷走しドツボにハマる、ということが起こります。
こうなると、コーディネートを楽しむどころではなく
なんとか決着した後の部屋の中は、もうぐっちゃぐちゃ。
なんてことになりかねません。
そこで、あらかじめアイテムを一つ固定するのです。
着物は、コレ!とか、帯は、コレ!というように。
そしてここでオススメする固定アイテム、実は
半衿です。
半衿は、いざあわない!となっても
すぐに交換できるものではありませんし、
顔の一番近くに来るものなので、
実は半衿こそが一番印象に残るアイテムと言っても
過言ではありません。
まず、半衿を決めてしまう。
というのが、一つ目のポイントです。
半衿が決まると、それに合う着物、それから帯、というように
決めていけるので、選択肢が限られてきて、選びやすくなります。
もちろん、明日は絶対この着物!(帯!)というのがあれば、
そのアイテムを固定して、他を組み立てていけばよいわけです。
(この時も、次に決めるアイテムは半衿がオススメです。)
一つも軸がない状態で考え始めると、
収拾がつかなくなるかも知れないよ、
というお話です。
テーマを決める
次のポイント「テーマを決める」ですが、
これは、言わば”迷いを払しょくするための必殺技”です。
一人で鏡の前で合わせていると、
あれ?これでいいのか?
と迷いが出てくることがあります。
そこで、その日のテーマを決めてしまうのです。
例えば、お花見にピンクのお着物を着て行くならば
今日のテーマは「さくらもち」にして、
ピンク×緑を意識していく。
すると、自分の中の完成形が見えるわけですから、
それが正解になるわけです。
あんこを意識したあずき色を差し色にしてみよう!
と言ったアレンジも簡単に思いつきますので、
結果的に新鮮な組み合わせが出来上がる、
と言ったメリットもあります。
コーディネートを決める順番
私の場合、コーディネートを考えるのは着替えるときが多いです。
(もちろん、前もってやっておくに越したことはないのですが(;’∀’))
この時に決める順番は、以下のような流れです。
- 半衿(つまり長襦袢)
- 足袋
- 着物
- 帯
- 帯揚げ
- 帯締め・帯留め
- 羽織・コート
ここで、0.草履 を忘れてはいけません。
着物に着替えてから、
草履を下駄箱から出すのは結構大変。
特にビロードの足袋なんて履いてしまうと
普段履いているスニーカーやブーツを
サっと履くことが出来ないんですよね。
着物に着替える前に、
履く草履や下駄(冬や雨の日ならブーツでも)を用意しておくと
出掛ける時にバタバタしなくて済むので、気をつけましょう!
いざという時のために、
サっと履けるツッカケ(サンダル)を一つ玄関に常備しておく
というのもよいかも知れませんね。
きちんと履きやすいように揃えて置く、ということが必要です。
(ほぼ自分に向けてのコメント。。。(笑))
さいごに
いかがでしたでしょうか?
コーディネートのポイントというと、
色の相性や、素材の組み合わせなどテクニカルなところが
頭に浮かぶかもしれません。
でも、そういうテクニックを身につけるのではなく
自分の感覚で試行錯誤を繰り返すことで
それが自分の個性=ファッションとなるのではないかな?
と私は考えています。
自分の「好き」や、
「これってなんか変」という感覚と向き合う。
これって大切なことだし、
またそれが着物の醍醐味の一つだとも思うのです。
是非、自分の感性で、でもポイントを押さえて
迷いすぎないコーディネートに挑戦してみてくださいね。
迷走が悪いというような書き方をしましたが、
そんなことはありません。
時間と自分の心が許すのであれば、
とことん迷走してみてください。
あ、この組み合わせもアリか~!といった新しい気づきが
きっとあると思いますよ♪